シルクフィブロイン

医療技術としても注目され、食品としての開発に成功した新素材になり、昨今では健康補助食品として活用されています。シルクの中に含まれるフィブロインタンパクのみで製法されたシルクフィブロインは、生体親和性が高く、身体に負担が無い安全な素材で副作用もありません。体内の余分なコレステロール、脂肪を吸着し乳化した状態で体外の排出を目的としています。現在、美容業界でも話題の商品です。
シルクを活用した健康食品・サプリメントは今日では珍しくないのですが、その製法によって全く異質の成分となることはあまり知られていません。シルクフィブロインは、「限外ろ過法」という特殊製法(特許製法)を採用。その結果、シルクが消化されにくい高分子のまま取り出され、ナノレベルの多孔性の基本構造を有します。シルクフィブロインを食事と一緒にとることで、油脂に吸着して、老廃物となって体外へと排出を促します。
一方、いわゆるシルク素材の多くは、栄養吸収を目的とするため、加水分解により小さなアミノ酸レベルに加工されます。従って機能を発揮する以前に消化され、さらには凝固して便秘を起こす可能性もあります。その意味では、シルクフィブロインは、同じシルクから抽出した成分ながら、そうしたモノとは正反対の性質を持つといってもいいかもしれません。
■高い吸脂性を持つ
(中性脂肪値の低下作用・血糖値の低下作用・ヘモグロビンA1c値の低下作用・コレステロールの低下作用・正常化作用)
■生体親和性